日本アイソトープ協会専務理事
山下 孝 先生
日本医学放射線学会認定放射線科専門医/日本放射線腫瘍学会認定医/日本乳癌学会認定医
京都府立医科大学卒業。がん治療をリードするがん研有明病院で副院長・放射線治療部部長として多くの症例に関わる。現在はアイソトープ協会専務理事として、米国放射線腫瘍学会(ASTRO)など多数の学会に参加する一方、日本の放射線治療の発展を考え、現場にこだわって活躍している。 全身のいろいろな所にできる全てのがんを見ること、放射線治療医としてただ単にがんに放射線照射をするだけでなく、人間としての患者さんに接していく医師でありたいという信条を持っている。外科的治療ではなく、放射線治療を優先したい方に最適なアドバイスが可能である。
慶應義塾大学医学部名誉教授
河瀬 斌 先生
脳卒中外科学会専門医/日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医
慶應義塾大学医学部卒業後、1980年代から世界に先駆けて脳腫瘍の新しい治療法の研究を始めた。病気があっても手を付ける事が出来なかった脳の一番底の手術を脳神経外科だけにとらわれず、耳鼻科、眼科、形成外科の4科で「頭蓋底外科」という新しい治療分野をつくり、日本頭蓋底外科学会の初代理事長を務め、河瀬先生の名前が世界的にも確立される。慶應大学脳神経外科の教授、副院長、外科学教室の主任教授を務め、今も国内外から沢山の依頼が殺到し、中国蘇州大学名誉教授、米国カリフォルニア大学客員教授、米国ユタ大学などで客員教授として若手の教育に積極的に取り組んでいる。髄膜腫・グリオーマなどの脳腫瘍を含む、脳疾患における外科手術に関する相談を多く受けている。
昭和大学横浜市北部病院 消化器センター センター長
工藤 進英 先生
日本大腸検査学会理事長/日本消化器内視鏡学会指導医・専門医/日本消化管学会暫定胃腸科指導医
新潟大学医学部卒業。1980年代後半、それまでの「大腸癌はポリープから発生する」という定説を覆し、陥凹型大腸癌の治療法として内視鏡による粘膜切除術の手技と有用性を報告し、初期病変として陥凹型早期大腸癌が重要であることを医学界に周知せしめた。昭和大学横浜市北部病院消化器センターでは科目の枠組を撤廃し、内科医と外科医が一体で診療して総合的な対応ができる体制を確立した。大腸内視鏡検査を通算35万例以上こなす、世界が認める大腸がん治療の名医。ベテランの医師でも30分はかかるという大腸内視鏡検査を5分で完了させる。
国立研究開発法人QST病院副院長
QST病院国際治療研究センターセンター長
辻井 博彦 先生
日本医学放射線学会放射線治療専門医/群馬大学医学部客員教授
北海道大学医学部卒業後、米国St Vincent Hospitalレジデント、北海道大学医学部放射線科講師、米国とスイスに留学・パイ中間子治療線、筑波大学臨床医学系教授・陽子線医学利用研究センター長。1994年放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院長、同センター長、放医研理事を経て、現職。放射線診療を基礎に置き、がんの放射線治療と診断に特化した医療を行っている。
江東病院院長
幕内 雅敏 先生
東和病院名誉院長/日本赤十字社医療センター名誉院長/東京大学名誉教授
東京大学医学部卒業。国立がんセンター手術部長、信州大学医学部教授、東京大学大学院医学系研究科教授などを経て、日本赤十字社医療センター院長。信州大学時代に国内3例目の生体肝移植を行い、成人生体肝移植に世界で初めて成功。以降、生体肝移植の症例数は500を超えている。肝臓を血管の支配領域ごとに8つの区域に分け、最小限の部分だけを切除する「系統的区域切除術」を開発。また、肝臓外科に超音波診断を導入したパイオニアでもある。肝臓外科手術の分野において世界的に知られる。
がん研有明病院院長補佐/中央手術部長/フォトセンター長
奥村 栄 先生
日本胸部外科学会認定医
肺がんCT検診認定医
日本外科学会外科専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本呼吸器外科専門医合同委員会専門医
日本外科学会指導医
日本胸部外科学会指導医
日本呼吸器内視鏡学会指導医
日本呼吸器外科学会指導医
がん研有明病院呼吸器外科部長
文 敏景 先生
肺がんCT健診認定機構認定医
日本外科学会外科専門医
日本呼吸器外科専門医合同委員会専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
虎の門病院副院長/血液内科部長/医療情報管理部 部長 緩和医療科部長/中央検査部部長
谷口 修一 先生
日本内科学会 認定内科医指導医/日本血液学会血液専門医指導医評議員/日本造血細胞移植学会 理事評議員/日本臨床腫瘍学会 暫定指導医
九州大学医学部卒業後、テネシー州バンダービルト大学留学中も含めて、一貫して造血幹細胞に関する研究行う。臨床的には、1988年頃から、全国に先駆けて自己末梢血幹細胞移植の基礎的研究から臨床応用、同時期に同種移植を九大において開始、1990年からは前任の浜の町病院で新しくできた無菌室で造血細胞移植を開始した。2003年から虎の門病院血液内科にて白血病・骨髄異形成症候群・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などの治療、特に難治性の血液疾患に対する臍帯血移植の名医。
東京慈恵医科大学付属病院脳血管内治療部部長
村山 雄一 先生
東京慈恵医科大学教授/日本脳神経外科学会専門医/日本脳血管内治療学会専門医・指導医
東京慈恵会医科大学卒業。世界初の生体反応性を高めた塞栓用コイル=マトリックスコイル、スマホを利用して脳卒中の救急医療をサポートする遠隔画像診断治療補助システムなどを生みだす。世界の脳卒中医療を進化させるキーマンであり、カリフォルニア大学ロサンゼルス校脳血管内治療部教授を経て現職。多くの受診希望患者さんに対応するため総合東京病院、クリントエグゼクリニックでも脳血管疾患専門のセカンドオピニオン外来を行なっている。脳動脈瘤(破裂、未破裂)、脳動静脈奇形、硬膜動静脈奇形、脊髄動静脈奇形に対する塞栓術、急性期の脳梗塞、頸動脈および頭蓋内狭窄症に対する血管形成術、ステント留置術など未破裂動脈瘤治療の名手。
心臓画像クリニック飯田橋理事長
寺島 正浩 先生
循環器専門医/米国心臓病学会特別正会員(FACC)
1967年北海道生まれ。1993年神戸大学医学部卒。2000年神戸大学大学院にて医学博士号取得。2000年より国立循環器病センター勤務での一時帰国を経て2009年まで米国Stanford大学留学。2009年に帰国し、現職。心臓MRIは月間260件、全国の約10%の検査実績を誇る。同院は日本初の心臓特化型画像診断センターで、心臓の正確な動き及び心臓を立体的(3D)に視覚化して迅速に画像診断できるため、病気の早期発見と予防に定評がある。
がん研有明病院病院長/消化器外科部長
佐野 武 先生
日本胃癌学会理事/国際胃癌学会事務局長/王立イングランド外科医師会名誉会員(FRCS)/欧州外科協会(ESA)名誉会員/ドイツ一般内蔵外科学会名誉会員
東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部附属病院第一外科、静岡県焼津市立総合病院などを経て、93年より国立がんセンター中央病院外科勤務。96年より同医長、07年より同部長を務める。2008年9月より現職。日本胃癌学会理事、国際胃癌学会幹事。英国外科医師会「D2胃切除講座」の講師をはじめ、ヨーロッパ、南米、アジア各国で胃がん手術の実演教育に精力的に取り組んでいる。がん研有明病院は最新の知見を常に取り入れ、いかに目の前の患者さんに活かすかを考ている。
日本大学医学部外科学系消化外科学分野主任教授
高山 忠利 先生
日本外科学会専門医・指導医・評議員/日本消化器外科学会専門医・指導医・評議員/日本肝胆膵外科学会高度技能指導医・評議員
日本大学医学部卒業。同大大学院医学研究科外科学修了後、国立がん研究センター中央病院外科医長、東京大学医学部肝胆膵移植外科学助教授を経て、2001年から日本大学医学部消化器外科学教授、現在に至る。世界初の肝尾状葉単独切除に成功し、「高山術式」を確立した。肝臓手術に心血を注ぐかたわら(2008~2010肝臓手術数全国1位)、論文執筆にも余念がない(英文論文計416編)。当科の特徴は、高山忠利教授の主導する出血量の少ない丁寧な手術手技に代表され、その他にも周到な術前診断や緻密な術後管理など多岐に及ぶ。
心臓血管研究所附属病院循環器内科部長/ 冠動脈疾患担当部長
及川 裕二 先生
日本内科学会(認定内科医)
日本循環器学会(循環器専門医)
日本心血管インターベンション治療学会(専門医・代議員)
新東京病院副院長/呼吸器外科主任部長
河野 匡 先生
呼吸器胸腔鏡手術研究会会長/日本内視鏡外科学会評議員/日本呼吸器外科学会評議員・終身指導医/日本外科学会指導医
東北大学医学部卒業。同愛記念病院、東京共済病院、東京大学胸部外科、日赤医療センター、カリフォルニア大学等を経て、現職。日本呼吸器外科学会、日本胸部外科学会評議員。日本内視鏡外科学会委員。フランス、台湾で数度にわたりインストラクターをつとめ、韓国、中国、ベトナムで手術供覧を多数行う。最高水準の呼吸器外科治療を提供し、世界をリードする低侵襲の高度な胸腔鏡手術を可能とする。
総合新川橋病院副院長/脳神経外科顧問
佐野 公俊 先生
藤田保健衛生大学名誉教授/藤田保健衛生大学脳神経外科客員教授/世界脳神経外科連盟血管障害部門委員長
慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学で手術器具を開発しながら多くの脳動脈瘤のクリッピング手術を経験した。藤田医科大学名誉教授などを経て、現在は藤田医科大学ばんたね病院客員教授・総合新川橋病院副院長・脳神経外科顧問である。脳動脈瘤のクリッピング手術では、約3,100例以上も行い、2000年、2001年のギネスブックに掲載された。クリッピング手術のクリップは(株)ドクターズ・アイディアル・サプライが製造している純チタン製脳動脈瘤クリップの特注品として製作依頼したものを使用している。世界でも極めて少ない無血手術が出来る腕を持っており「神の手・仏の心を持つ医師かつブラックジャックならぬホワイトジャック」と呼ばれるクリッピング手術の世界的権威。
川崎幸病院副院/長川崎心臓病センター長/心臓外科主任部長
高梨 秀一郎 先生
日本胸部外科学会指導医/心臓血管外科専門医認定機構修練指導者
愛媛大学医学部医学科卒業。冠動脈バイパス術では、特に脳合併症の少ないオフポンプ手術と、僧帽弁・大動脈弁手術においては積極的に弁形成術を施行している。2001年新東京病院心臓血管外科部長として赴任して以降、年間約400例の心臓手術(そのうちCABG250例、90%がOPCAB)を執刀。2004年より榊原記念病院で勤務、2019年から川崎幸病院にて現職。心臓血管外科の成人部門を任され、手術実績は、2005年に国内ではおそらく初めて開心術(小児部門を含む)1,000例を超えた。現在は、帝京大学医学部心臓血管外科の特任教授も兼任し、手術を行なうと同時に後進の指導にあたっている。人工心肺を使わない冠動脈バイパス手術や弁膜症手術で「名手」として知られ、日本で最も多くの症例数を誇る医師の1人。
優里病院循環器内科須磨外来
須磨 久善 先生
厚生省認定外国人指導医/日本胸部外科学会指導医
大阪医科大学卒業。三井記念病院心臓血管外科部長、ローマ・カトリック大学心臓外科教授(ローマ在住)、葉山ハートセンター院長、心臓血管研究所スーパーバイザーを歴任。世界初の胃大網動脈を用いた冠動脈バイパス手術や日本初のバチスタ手術を成功させ、日本心臓病学会栄誉賞受賞。心臓外科医として30年余りの間に5000例を超える心臓手術を行い、その経験を生かして優里医院で様々な心臓病に関する診断と治療方針ならびにセカンドオピニオンを提供している。狭心症や心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈などに関して相談を受け付けている。
神戸国際フロンティアメディカルセンター理事長
田中 紘一 先生
京都大学名誉教授/慶応医学賞受賞/日本医師会医学賞受賞/日本学士院賞受賞
京都大学医学部卒業。平成7年京都大学大学院医学研究科教授に就任、移植免疫医学分野を担当、同13年からは4年間にわたり京都大学医学部附属病院長を併任。京都大学定年退職の後、先端医療振興財団副理事長 先端医療センター長、神戸市立医療センター中央市民病院副院長、神戸市立医療センター中央市民病院技術顧問、神戸国際医療交流財団理事長、先端医療振興財団技術顧問などを歴任され、神戸国際フロンティアメディカルセンター理事長をつとめられている。脳死移植が困難なわが国で、肝臓の臓器特異性に着目して基礎研究を行い、生体肝移植がヒトに応用できる可能性を示した。手術手技の開発と周術期管理の工夫により、新生児から成人への適応を可能とし、移植肝の生着に影響する諸因子およびドナー安全性に関する諸因子を分析して課題を克服た。この間、新しい免疫抑制剤の臨床応用、移植後の免疫寛容の発現、B型肝炎ウィルス既感染ドナーからの移植後に肝炎が発生することとそのメカニズムの解明、ABO不適合移植の病態解明とその対策、家族性アミロイドニューロパティ患者の肝臓を用いるドミノ肝移植、肝癌に対する移植適応の拡大等の臨床研究を通して移植免疫学と肝臓病学に新たなる道を拓かれた。わが国のみならず、9か国で生体肝移植の導入に協力し、本法の普及と定着に努めている。臓器移植・肝移植・移植免疫の先導者。
日本を代表する名医の方々です。
弊社が必ずご紹介できるとは限りませんのでご注意ください。 |